モニタリングの新規作成

モニタリングは設定された条件に沿って、新規に公開された特許公報のデータを整理し、チームメンバーにToDoを割り当てるワークフローです。モニタリングを使うことで、以下のことが実現できます。


  • 設定した技術分野の最新の公開公報を定期的に取得
  • 特定の企業の新規公開公報から関連するものを定期的に取得
  • 収集した公開公報のレビューをチームメンバー間でToDO設定
  • 定期的に収集した公開公報のリストへのタグ付の自動化(自動分類器の利用)

モニタリングの新規作成やチームに設定されたモニタリングの管理はモニタリング管理画面から行います。モニタリング管理画面を表示するにはメインメニューからモニタリングを選択します。この記事ではモニタリング管理画面から新しいモニタリングを設定する方法を説明します。

メインメニュ
モニタリング管理画面

新規にモニタリングの設定は、「新規モニタリング」のプルダウンメニュから行います。「検索式から」では、検索式を使って収集対象とする特許の条件を指定します。「特許分件から」ではタグ付済み特許文献を条件として指定して、それらに類似した特許を収集対象します。

モニタリングに「モニタリング名」をつけます。メンバーが理解できるようにモニタリングの内容の説明を記載しましょう。続いてそのモニタリングがどのワークスペースのためのものかを指定します。さらに、いつ以降に公開された特許を対象にするか、いつからレポートを作成するか、レポートの頻度を選択します。例えば2024年10月1日以前に公開された特許を対象外として、2024年10月11日からレポートを作成し、レポート頻度を毎週と設定します。この例では、モニタリングレポートには2024年10月2日より後に公開された特許のみが蓄積され、10月11日から1週間おきにそのデータが更新されていきます。

検索式からモニタリングを作成する場合、検索式を入力します。検索式の条件を満たす特許を定期的に収集します。検索式のコマンドはこちらのヘルプ記事をご参照ください。

特許文献からモニタリングを作成する場合には、タグ付済み特許を選択します。そのタグが正答として付与されている特許に類似する特許を定期的に収集します。

モニタリングレポートをレビューするToDOをチームメンバーに設定します。チームメンバーには「関連性ラベルの付与」と「タグ付評価」のタスクをアサインできます。ラベルやタグの判断基準については中央のテキストボックスで詳細な指示を記載します。

「作成」ボタンを押すことで、モニタリングが作成されます。モニタリングレポートが生成されるたびに、モニタリングの所有者とタスク担当者とにEmailで通知がされます。

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